マツオ歯科クリニック

NSTインストラクターとして

NSTインストラクターとしてのご挨拶

歯科にも様々なセミナーがあふれています。私も、歯科のあのセミナーがいいと聞くと受講し、様々な講習を受けてきました。咬合についても、いろいろと学びました。下記の三角形は、いろいろな本にも出てくる関係図です。咬合の図

顎口腔系の構成です。中枢神経、咀嚼筋群、顎関節が関与している。しかし、この3つの管理をどのようにしたらよいか。結局、咬合嵌合位で、上下の歯のあたりを、1次元、あるいは2次元的に調整しているに過ぎないのではないだろうか。このテクニックは、その3つを改善できるテクニックです。中枢は、脳頭蓋の調整、硬膜の調整を通して、筋群は、全身の臓器の調整を通して、顎関節は、クラニアルテクニックで頭蓋全体の調整ができます。

咬合治療で不定愁訴を改善しようとする試みが歯科でもされていますが、全身の状態を健康にもっていけば不定愁訴も改善されて、さらに全身を整えてから咬合を構成したほうが効果が高くなると考えています。

長谷先生の言葉です。「目の前の先生が、患者さんにとって世界一の先生だ」と。

難病の患者さんの健康度の向上にも取り組んでいます。難病で医科からは経過観察とされていた方が、治療をうけて症状が軽快したり改善したり、日常生活が非常に楽になったとの声もいただきました。以前でしたら、歯科では特に対処はできませんでしたが、体の状態を整えたうえで咬合など口腔管理をすると、患者さんの健康度がアップします。

歯科は、早くから予防を取り入れてきた分野です。いまや、予防をうたわない歯科医院はほとんどないのではないのでしょうか。その成果もあり、国民の齲蝕(虫歯)は激減しました。予防管理の考え方もかなり浸透してきており、数か月おきに定期的に歯科を受診し、メンテナンスを受ける方も多くなりました。定期的な管理を行っていくと、患者さんがその時々で様々な健康や精神ストレス問題を抱えてくる場面に多く遭遇します。たとえば、急に腰が痛くなったとか、手を挙げると肩が痛む、片頭痛が出るようになった、眩暈がする、などなど。そんな時、口腔内にもサインが出ていないでしょうか?どう対処しますか?ここには、そんな体の問題を解決できる技術と哲学があります。歯科で口腔のメンテナンスをするうえで、体の状態もよくなり、歯科に行くたびに健康になっていく。そんな歯科医院ってすてきじゃないですか。私はそんな歯科医院を目指しています。

歯科が国民の健康を守る時代です。口は内臓の入り口です。口腔にあらわれた体のサインを見逃さず、それに対処できる力を持ちましょう。それが、NSTでは、自信を持って提供できます。以前の私は、患者さんの体の不調の訴えを聞いても、なにも対処できませんでした。しかし、運命的に、長谷先生の技術と出会い哲学を吸収することで、積極的に患者さんの健康と向き合うようになる自信を得ました。私の人生は変わりました。日々進化しています。人生をかえ、自他ともに幸せになれる、さらに進化し続けられる環境は、世界中にただ一つ、ここにあります。生まれてきて、唯一、天から決められたことは「死ぬ」ということ、それまでの時間は有限です。あとは、すべて自由の世界です。一歩踏み込み、ともに患者さんに希望の光を与えられる治療家を目指しましょう。

始めはDVDを買ってみましたが、画面の中ではよくわからないので、セミナーに参加しました。

歯科でも、多くの先生は、歯の痛みなど直接歯に原因がある場合と、全身の状態から来ている場合があることは、感じていると思います。問診して、体から来ている、あるいは、体の悪い状態が、口腔内の状態を悪化させている、など、経験されているのではないのでしょうか。しかし、「仮説」の領域から抜け出れないのが現状であったと思います。たとえば、ついこないだまでかみ合わせに問題がなかったのに、急に、奥歯だけが強く当たりだして痛い、などありませんか。たぶん、そちら側にゆがんでいて、内臓や、骨格系も何らかの問題があるんじゃないかと。そこまでの仮説で終わりです。たいていは、高い部分の歯を削って、帳尻を合わせて終わりです。しかし、それが、体の不調を示すサインであったらどうしますか?いずれその患者さんは、病気になっていく可能性があります。歯を削らずに、メジャーな問題となっている臓器の調整で、その症状が治まったら、どうですか?ここには、結果が出せる手技と哲学があります。ですから、仮説をたてて、その仮説に沿った手技をおこない、その結果を「検証」できるのです。結果が出る手技があるからこそ検証ができ、次のステップに移れるのです。これってすごいことだと思いますし、歯科の可能性を広げるものだと思います。

下顎は、頚筋膜の中にあるので、下顎の3次元的な位置というのは体のゆがみの影響を強く受けます。そんなゆがみの中で精密な咬合を作ってもその時その場だけの咬合で、患者さんの状態がかわれば変化し、最悪、せっかく精密に作った補綴物や、その周囲の組織の破壊がおこってしまいます。また、齲蝕(虫歯)や歯周病も、局所、全身免疫が大きくかかわっています。全身の健康度を上げていくことが、歯科疾患のリスクを大きく下げることにつながります。

咬合を扱ううえで、よく図のような関係が説明されます。実際には咬合だけを扱っているのではないでしょうか?NSTでは、中枢神経、筋肉、顎関節(骨格)のアプローチができるようになります。

日常臨床で、口内炎や舌の炎症や違和感など遭遇したときどう考えますでしょうか?たとえば口内炎など、消化器系の問題からきているのでは?と仮説をたてるでしょう?しかし、その仮説から、何かの処置をして、治癒に導いたか検証まで、できているでしょうか?NSTでは、やればしっかりと結果のでる処置方法を教えてくれます。信頼できる方法です。いま、臨床で、仮説の段階で止まっていることが、ご自身の手で処置して、結果を考察し検証することができる、仮説と検証を繰り返して臨床経験を積み上げることができるその哲学とテクニックが、NSTにはつまっています。

仮説で、一生を終えますか?NSTで学び、自分の仮説を、検証してみたくありませんか?

結果の出せる手技がここにあります。仮説と検証を積み上げていく哲学がここになります。

世界にだた一つ、自分の可能性の扉を開くことができるかどうか?NSTにすべてが詰まっています。いまが、その一歩を踏み出す時です。NSTの扉をひらき、その一歩を踏み出す時です。治療家として多くの患者さんを救いましょう。

例えば、口内炎。多くの先生は観察(診察)の段階で終わっていませんか?教科書的に軟膏を処方して終わりではないですか?ただ、なかには、いろいろ問診や東洋医学的な知識を駆使して、ある臓器の機能が落ちているのではないかと、ある程度の「仮説」を考えるかもしれません。

口腔も、全身の一部です。歯周病など歯の疾患も、根本はその人の健康度の問題です。全身を診て口腔の治療、口腔を診て全身の治療、そんな時代が来る予感がしています。

クリニック名 マツオ歯科クリニック
所在地 〒336-0027 埼玉県さいたま市南区沼影2-9-7
電話番号 048-783-4555
FAX番号 048-783-4848

沼影市民プールの目の前。バス:JR「武蔵浦和」駅より

「南区コミュニティバス」に乗車し「沼影市民プール」下車。駐車場2台分あり